西高日誌
フィンランド国際文化交流会が開催されました。
10月10日(木)放課後、駐日フィンランド共和国大使タンヤ・ヤースケライネン閣下に来校いただき、フィンランド国際文化交流会(FINNISH CULTURAL EXCHANGE 2024)を開催しました。
大使は2022年9月に来日され、本校には昨年に引き続き2度目の訪問。その栄誉に若干緊張ぎみな生徒との交流会は静かに始まりました。交流会では、有権者の高い投票率、立法機関の独立性、議会内の女性議員数など、世界幸福度ランキング7年連続1位のフィンランドが国際的に評価されている特徴を説明していただきました。
また、ジェンダー平等や教育無償化、若者の教育への高い満足度など、フィンランドの先進的な取り組みが紹介され、参加した生徒は大使のお話に熱心に耳を傾けていました。
生徒には、大使ご夫妻と本校同窓会会長からいただいた「フィンランドでは、人々は失敗する自由もある。人生で選択ミスや思わぬ不運があっても、そこで終わりではなく、自分の生きる道を再び模索できる」ということと、「失敗を恐れない勇気を持つ」ことを大切に、これからの西高生活を充実したものにしてほしいと思います。
前期終業式を行いました。
9月30日(月)、前期終業式を行いました。全校生徒が放送の指示で体育館に集合しました。
終業式に先立ち、駐日アイルランド大使のデミアン・コール閣下をお迎えして、アイルランド植樹苗木贈呈式が始まりました。本校では、毎年、海外研修の一環として、アイルランドへの海外研修を行っています。1964年の東京五輪から、アイルランドと北海道遠軽町が樹木を通じた交流を続けていることもあり、また、本校のある札幌市で、毎春、アイルランドの伝統的な祭り「セントパトリックスデー」が開かれていることから、友好の記念として本校に「ロッジポールパイン(松)」の苗木が贈られました。
贈呈式に続き、終業式では全校生徒による校歌合唱が行われ、四部合唱の美しいハーモニーが体育館に響き渡りました。続く校長からの講話では、すき間時間を有効に活用できることの大切さと、小さな努力を積み重ねていくことの難しさの話がありました。
最後に、全国大会入賞報告会として、囲碁・将棋部が全国高等学校総合文化祭において将棋男子団体で準優勝した報告を全校生徒に行いました。
アトリウムで資料展を実施しました。
今年度、札幌西高等学校は定時制102周年、全日制112周年を迎えました。
9月27日(金)から29日(日)までの3日間、本校同窓会「輔仁会」が中心となり、校舎内アトリウムにて「二中・二高・西高・西定『資料展』」を開催しました。現在では制服がない札幌西高校の制服時代や寄贈された当時の教科書、新聞局作成の新聞等、貴重な資料が展示されました。生徒たちは休み時間や登下校時にアトリウムに集まり、興味深く、クラス写真や卒業アルバムなどの当時の資料に見入っていました。
体育大会、開催しました。
9月19日(木)、三角山の麓に澄み渡る秋晴れが広がります。午前の授業を終えた生徒たちが各クラスのユニフォームに着替えて、元気に体育館やグラウンドに駆け出します。今日と明日は待ちに待った「体育大会」です。
男子は「サッカー(2・3年)」「バレーボール(1・3年)」「バスケットボール(2年)」「ソフトボール(1年)」。女子も「バレーボール(1・3年)」「バスケットボール」「Tボール(2年)」の各学年2種目に分かれ、クラスの意地とプライドをぶつけ合う熱戦が始まりました。
9月20日(金)、今にも降りだしそうな雲が広がっていますが、「体育大会」の2日目が始まりました。昨日に続いて、グラウンドと体育館で熱戦が繰り広げられました。
体育館でもバスケットボールが始まり、多くの生徒がクラスの応援に駆けつけ、一生懸命に声援を送りました。2日間の日程で開催された体育大会ですが、大きなケガもなく無事にすべての試合を終えることができました。この大会の準備・運営を進めた生徒会執行委員会の皆さん、本当にお疲れさまでした。
避難訓練・1日防災学校を実施しました。
9月13日(金)に避難訓練・1日防災学校を実施しました。地震および火災発生時における安全かつ迅速な避難と、災害時の心得を確認する機会として大変重要な訓練であり、今年は「率先避難者」をテーマとした1日防災学校も併せて行いました。
今回は授業中に震度6強の地震が発生し、アトリウムが落下物等で通行できない状況、さらに、調理室から火災が発生したという想定のもとで、避難経路が制限された状況下での訓練を行いました。生徒たちは各教室で緊急放送を聞いて状況を把握し、教科担任の指示によって落ち着いてグラウンドへの避難を開始しました。「おはしも(押さない、走らない、しゃべらない、戻らない)」をしっかり意識し、スムーズに全校生徒及び職員の避難は完了しました。
また、避難訓練後には会場を第1体育館に移して、講師として株式会社ムラカミより経営企画室 担当部長 加藤 幸治郎氏にお越しいただき、講話をいただきました。「率先避難者」をテーマに、東日本大震災で多くの命を救うことになった「釜石の奇跡」に関する講話をいただき、また、代表生徒による避難所設置体験が行われました。
いざ災害が起きたときには、今日のことを思い出して、率先避難者として行動して周囲の人々の安全を確保しましょう。
9月行事予定を掲載しました。
メニューの「行事予定」からご覧いただけます。
学校説明会を実施しました。
8月6日(火)、北海道札幌西高等学校 令和6年度学校説明会を実施しました。夏日となった当日は、札幌市内からだけでなく、遠くは道外からの中学3年生も迎え、行いました。午前・午後併せて1,000名を超える中学生が本校を訪れるため、開錠前の生徒玄関前にはたくさんの人だかりができていました。なお、今年度はオンデマンド配信にも100名ほどの配信希望がいました。
説明会では、概要説明や行事・部活動の放送局による動画紹介だけでなく、本校3年生の本音トークもくり広げられ、本校を深く知ってもらう貴重な機会となりました。炎天下の中、西高まで足を運び、見学会に参加いただいた中学3年生の皆さん、本当にありがとうございました。
大好き!西高2025が完成しました。
学校案内冊子「大好き!西高2025」を掲載しました。
詳細はこちらをご覧ください。
学校説明会についてのお知らせ
8月6日(火)の学校説明会へ参加される中学3年生の皆様へ
学校説明会への参加申込者は午前・午後各600名程度おり、大変混雑が予想されます。参加される皆様へ、次の点についてご協力をお願いいたします。
(1)生徒玄関からの入場には受付などの時間がかかりますので、早めの来校をお願いします。
(2)上履きと外靴、それらを入れる袋をご持参ください。
(3)暑さが懸念されますので、飲み物を持参するなど各自での対応をお願いします。
(4)(保護者の方へ)本校駐車場はご利用できません。公共交通機関を利用してください。また、近隣商業施設への駐車はご遠慮ください。
なお、オンデマンド配信を希望された方には、後日申し込みの際にご登録いただいたメールアドレス宛に、URL等を送信いたします。
輔仁会額装贈呈式を行いました。
7月29日(月)、本校アトリウムにおいて西高第45期卒業生である音楽プロデューサー 蔦谷好位置さんをお迎えし、輔仁会額装贈呈式を執り行いました。
昨年度、蔦谷さんによって卒業生に向けた卒業ソング『標』が制作され、「標」を卒業式で歌った西高第74期卒業生である藤森功成さんがその歌詞を筆耕。さらに、西高45期有志の方々によって額装されたものが本校に寄贈されました。
式の初めに、蔦谷さん、藤森さんら輔仁会代表の方々と、本校校長や生徒会長らによる除幕式が行われ、大きな拍手のもと、額装された「標」の歌詞が披露されました。その後、蔦谷さんの挨拶や校長と生徒会長からの謝辞があり、最後には卒業ソング「標」が改めて披露され、感動的な贈呈式となりました。
今回の寄贈に際し、ご尽力いただきました輔仁会の皆様、本当にありがとうございました。
北海道札幌西高等学校卒業ソング 標(YouTubeへのリンク)