カテゴリ:鉄道研究部

　６月１０日（金）、天候はあいにくの雨でしたが、鉄道研究部４名で新十津川駅までの日帰り旅行に行きました。

　６時５０分までに、JR札幌駅西改札前に引率教員を含む３名が集合し、６時５８分発の札沼線石狩当別行きに乗りました。そして、７時３８分に石狩当別到着。そこでもう一人の部員と合流し、新十津川行きの列車に乗りこみました。

　新十津川行きは、一日一往復のこの列車しかありません。７時４５分、新十津川に向け発車です。ここからは車両がディーゼルに変わり、ゴーという音とともに動き出しました。車両は１両、乗車している人たちは、３０名弱。カメラを持った人も多く、バスへの転換が協議されている中、ほとんどの人がこの列車に乗るために来た鉄道ファンの人たちのようです。

　途中の石狩月形駅では、車両交差のため２３分間停車です。前方から交差する列車がやってきたときには、みんな写真を撮っていました。８時４０分には石狩月形駅を発車し、９時２８分、終着駅の新十津川駅に到着しました。

　新十津川駅では、犬の駅長さんと、可愛いハッピを着た園児さんが出迎えてくれ、手書きのポストカードをいただきました。また、滝川西高校の放送局の皆さんがビデオ撮影をしていたので、お話をしました。

　そして９時４０分。列車は札幌に向けてまた動き出しました。駅にいた人たちが手を振りながら、大きな声で見送ってくれました。たった１２分間の停車時間でしたが、人のあたたかさと町の歴史、そしてこれからの町の姿など色々考えさせられました。

　１１時０３分に石狩当別駅に到着。３５分の待ち時間の間、買い物と食事をし、１１時３８分札幌へ向け出発。そして１２時１５分に無事札幌駅に到着しました。

　朝早くに起き、そしてあいにくの雨の中の旅行でしたが、高校生活の楽しい貴重な思い出の一日になりました。