2024年1月の記事一覧
「ヨーロッパな 2 日目」 2024 年 1 月 6 日
1 年 3 組 大野貴陽
長い長いフライトを経てアイルランドに到着したのは 2 日目の 0 時を回ったあとでした。不運にもダブリンでロストバゲージに遭い、着替えすらない不安な幕開けとなった 2日目はアイルランド南部の町ウォーターフォードとキルケニーを訪問しました。キルケニーではキルケニー城を訪れ、その歴史や内部の構造、イングランドとの関わりについての説明を受けました。キルケニー城は壁の一部がすでに取り除かれており、他の城と比べるとやや変な形をしていると思います。城の内装は豪華絢爛で、まさにヨーロッパ(!)というべき天蓋つきのベッド、きらびやかなシャンデリアと見どころ満載でした。前述の通り、ロストバゲージに遭ったので、キルケニーでの 1 時間の自由時間は、もっぱら当面の衣類調達に当てられました。現地担当のノエルに教えてもらい、僕は友達と PENNEYS(アイルランドの衣料チェーン店で、色んな街に展開している)というお店に行き、衣類を調達。キルケニーの街は高い建物が無く、道の両脇に店がずらりとならぶヨーロッパ仕様。お土産を見ながらの街歩きはとても新鮮で楽しかったです。
番外編① ホストファミリーの三兄弟を簡単に紹介!
今回ステイさせてもらった家には成人済みの三兄弟がいました。全員がラグビー経験者で、かなりの大柄でした。そんな個性あふれる三兄弟を紹介します。
◎ジェイソン(32)
この家の長男にして一番の巨躯の持ち主。現役でラグビーをしており、Athy RFC の 2nd チームでプレーしています。物静かだけどユーモアな一面もあり、ホストマザーの帰りが遅いときは鼻歌を歌いながら夕食を用意してくれました。
◎デイビッド(30)
三兄弟唯一の実家住まいで、黒と緑のニット帽がトレードマーク。一番顔を合わせるけど一番口数が少なく、夜は部屋でゲームかスポーツ観戦。フォートナイトをやったり、アメフトやサッカーの試合を見たりしていました。食べるのがめちゃくちゃ早い。
◎コナー(27)
ホストマザーから「crazy son」と言われるほど、上の 2 人とは異なり、常にハイテンション。いきなりホストマザーにちょっかいをかけたり、四つん這いになって愛犬とじゃれあったりと、とにかく自由で愉快でフレンドリーな末っ子。
番外編② 同じステイ先のスペイン人のヴィクター君(15)を簡単に紹介!
僕が到着してから 2 日後の月曜日に、スペインからやってきたヴィクター君は、茶髪にメガネがトレードマークの男の子です。英語が流暢で、気さくに話しかけてくれ、日本の学校や日本の文字に興味津々でした。彼は熱狂的なアトレティコ・マドリードサポーターとのことで、ある
夜、一緒にレアル・マドリードとのマドリード・ダービーを観戦しました。120 分にも及ぶ熱戦は、最終的に 5−3 でレアルに軍配が上がりましたが、ヴィクターとサッカーについて熱く語り合う事ができ、スポーツは世界共通の話題であることを実感しました。ヴィクターは無類の映画好きでもあり、夕食後には一緒に「Risky Business」や「The Transporter」を観ました。僕が日本に帰る前の日も、マドリード・ダービーを一緒に観戦。滞在中二度目のマドリード・ダービーはまたしても 120 分に及ぶ熱戦の末、アトレティコ・マドリードが勝利!ゴールが決まるたびに、ハイテンションなヴィクターと抱き合っていました。共通の話題を持つ素晴らしい友人ができたと思います。