アイルランド研修(2022)
アイルランド研修最終日(1月19日)
16日目は長い長い研修の終わり、約2週間ぶりに日本の大地を踏みしめる日です。午前10時頃に飛行機は日本に着陸、羽田空港では人生初めての検疫、税関を経験しました。検疫はワクチンの接種証明があったので一瞬で終わりましたが、多くの人がvisit japanを登録してるのかと確認していて少し怖かったです。税関では「もしお土産のどれかが引っ掛かってしまったら」と少し不安になりましたがあっさりと通過できました。第1ターミナルに着き、新千歳に行くための手続きを行ったのですが、その際に何人かが国際線と国内線の預ける荷物の重量制限の差のせいで荷物を整理しなければならなくなるという小さなハプニングがありました。出発ロビーに入った後、日本の水の安さ、何よりヨーロッパでの水の高さに改めて気付かされました。
約1時間半のフライトを経て14:30頃に新千歳空港に到着、飛行機と空港を繋ぐ通路を歩いていた時点でとても寒かったです。手荷物を受け取った後生徒一同は解散、それぞれの帰路につきました。最初は不安でしたが、最後にはずっとここにいたいと思うほどに心地よく、2週間という少し長く思えた研修はあっという間に終わってしまいました。何ものにも代え難いこの16日間の研修はこれからの人生で間違いなく自分の中で生きていくと思います。
アイルランド研修15日目(1月18日)
15日目は深夜にホストファミリーとお別れをして、飛行機で移動でした。その日はアイルランドでは珍しい雪が降っていた日でした
ホストファミリーと一緒にホームステイをしていたスペイン人の子との別れの時はとても寂しかったです。出発直前までリビングでお菓子を食べながら3人でおしゃべりをしました。私は習字でホストファミリーとスペイン人の子の名前を漢字で書いて、手紙と一緒にプレゼントしました。ホストマザーはとても喜んでくれて、額縁にいれて飾ると言ってくれました。スペイン人の子は来年日本に遊びに来ると言ってくれました。東京なので会えるかは分かりませんが、日本に行く時は必ず連絡すると言ってくれました。
出発直前、私のホストファミリーは最後にこう言ってくれました。「いつでも鍵は空いているからまた戻ってきてね」「Good byeではなく、See you laterだよ、もう一度会おう」と。
私はホストファミリーと別れる時は泣くのを我慢しましたが、バスに乗ってからは涙が出てきました。私と同じように他の日本人メンバーも泣いていました。飛行機が出発してからは空港に着く度ホストファミリーが連絡をしてくれました。寂しさと感謝の気持ちで帰りの飛行機は行きより短く感じました。
アイルランド研修14日目②(1月17日)
17日目は、アイルランドで過ごす最後の日でした。午前中はアタイカレッジの皆さんにアイルランドについての紹介をしてもらいました。私たちが行かなかった地域も紹介してもらい、いつか行ってみたいと思っています。プレゼンテーションが終わってからなんとパーカー、ピンバッジ、ボールペンを頂きました。どれも素敵なデザインで宝物です。
ホストファミリーの家では、友達とホストマザーの家族と過ごしました。ホストマザーの家族とは初対面でした。アイルランドに来た初めの頃は初対面の人の英語が聞き取れず、中々上手く話せなかったのですが、この時には聞き返す回数も減り、会話が楽しく続きとても楽しかったです。自分でも成長が感じられて、とても自信が付きました。
夕飯は、アイルランドに着いた日に食べたけれど緊張で食べきることが出来なかったパスタを食べました。凄く美味しくて、この味が食べれなくなることがとても悲しくなりました。最後にホストファミリーの2人からネックレスとストラップをプレゼントしてもらい、とても大切にしています。
お別れの時は号泣し、またアイルランドに行くと約束しました。今すぐにでも会いに行きたいです。
アイルランド研修14日目①(1月17日)
14日はダブリン市へ行ってきました。西高近辺では見られないような大きな建物がいくつもあり、圧倒されるばかりでした。ダブリンに限らずですが、アイルランドには教会や聖人のような人が彫刻されている建物が多く、景観がとても美しいです。中でも聖パトリック大聖堂は息を飲む美しさでした。西高でもアトリウムから天井が見えますが、それも比較にならないほど高いのです。あちこちのステンドガラスからもれる光が大聖堂の中を照らし出していてとてもきれいでした。
ダブリンは、トリニティカレッジや大きなショッピングモールがあり、カラフルな店々が立ち並び、どこに行っても音楽が流れている美しい街です。また、深い歴史のある街でもあり魅力的で、大変良い経験になったと思います。
アイルランド研修13日目(1月16日)
学校での一般授業に参加する最後の日となりました。昼休みにアタイの生徒と楽しく交流することがもうできないと思うと寂しさの気持ちでいっぱいでした。ですが、折り紙を一緒に作ったり写真を撮ったり、今までで1番仲が深まった日だったと思います。
夜には学校でホストファミリーにむけてプレゼンテーションを行いました。どの生徒もすっかり家族の一員となっていて、とてもアットホームな空間でした。
アイルランド研修12日目(1月15日)
1月15日は日曜日で、1日中自由に過ごせる日でした。私はブランチを食べるため、ホストシスター、ホストシスターの友達数人、一緒にアイルランド研修に来ている友達と私でレストランに行きました。私が少し驚いたのは、パンケーキを頼んだらクレープが3枚おられて重ねられたものが届いたことです。
その後は、みんなで街中を歩きながらスーパーに行きおすすめのお菓子を教えてもらったり、ホストシスターが行きたかったお店に数件行ったりとアタイの街を散策しました。
帰宅後、ホストファザーとホストマザーと一緒にホストマザーの経営しているコーヒーショップに行って(その日は休業日)、ホストシスターと一緒にホットチョコレートを作って飲んだりと充実した1日を過ごすことができました。
アイルランド研修10日目(1月13日)
アイルランドでは、毎週金曜日は学校や会社は午前中で終わり、週末の雰囲気になります。そしてこの日はホストファミリーの近所のお友達のバースデイパーティーがありました。アイルランドでは誕生日を盛大に祝うのですが、特に16,17歳の誕生日は特別らしく、16歳の誕生日だったため、バーを貸し切り、多くの友人や親せきが集まっていました。店内も豪華に飾りつけされており、アイルランド人のパーティーへのこだわりを痛感しました。日本人も誕生日は祝うけど大抵の場合は、家族だけだと伝えるとドン引きされました。それほど誕生日は特別な行事のようです。パーティーの後半にはダンスパーティーになり、日本との違いを感じましたが、徐々に人が帰っていっても解放されず、ずっとラストワン!と言われ続けたのも良い思い出です。日本では体験できない様なパーティーに参加出来て、とても貴重に体験となりました。
アイルランド研修9日目(1月12日)
アタイカレッジの敷地内にある小学校で折り紙を教えました。多分低学年のクラスだったので、簡単なものにしようと思ってJapanese hatという説明のもとかぶとを教えましたが大反響。折るだけで終わらず、かぶって楽しめるものを選んだのはなかなか良い判断でした。実を言うと小さい子は得意ではなかったのですが、目新しい折り紙に夢中なのか意外とすんなり進めることができて非常にありがたかったです。
午後の一般授業参加では、まずアイルランドの伝統的なダンスをやりました。女性陣は二回目の参加だった人もいるようで余裕ある踊りでしたが、初めてのダンスに男性陣はボロボロ。拙いながらも楽しく踊りました。後で知ったのですが教えてくれた現地の生徒はアイルランドでチャンピオンになったことがあるそうで...畏れ多い。その後は技術の授業。もらったプリントは床や壁の素材や厚さによって、一年でどのくらいの熱をロスしているのか、というものでした。計算式にわからないところがあって隣の人に聞いてみたら違う公式を使うのだと教えてもらいました。それによって授業の理解が一気に進みました。聞いてよかった。最後の授業は美術。レタリングの授業で、好きな文字を書いていいと言われたので「Anya likes peanuts」とか書いてたら不審がられました。
アイルランド研修8日目(1月11日)
1月11日に参加させて頂いたクラスは、スペイン語、歴史、アイルランド語でした。スペイン語のクラスでは、スペイン語圏としてラテンアメリカについて学びました。スライドを使用した授業だったのですが、日本のものより遥かに遊び心が詰め込まれていた上、映像教材も充実している印象を受けました。アイルランド語の授業では、先生に挨拶や自己紹介を教えてもらいました。アイルランド語は他の言語に比べて子音が多く、文字はアルファベットに似ているのにも関わらずまず読めない。日本はほとんどの学校で英語しか習わないのに対して、様々な言語を選択している生徒たちを見ると日本にいるときの視野の狭さと文化の違いをよく感じました。
アイルランド研修7日目(1月10日)
この日、午前中はアイルランドの食事、「Irish food」について現地の方に教えてもらいました。アイルランドの夜ご飯といえば①肉-beef ②野菜-vegetable ③芋-potatoの3つが大切だそうで、私の家では日曜日の夜に食べていたのですが、とても美味しかったです。また、食後にcup of teaと呼ばれる紅茶を飲み、お菓子などを食べてゆっくりするという文化もあるらしく、私はその時間がすごく好きでした。
午後はアタイカレッジの生徒と一緒に通常授業に参加しました。私が受けたのは生物、アイリッシュ、数学でした。アイリッシュは当然習ったことはなかったのですが、少し教えてもらうことができ、日本語と英語しか学んでいない私にとってはとても興味深いものでした。家に帰ってからはすることもなく、リビングでテレビをみて過ごしました。私のホストファミリーはサッカーが好きだったので、夜はサッカーをみて応援していました。スポーツ観戦は言語が通じなくても一緒に盛り上がることができたので、楽しかったです。