シンガポール研修(2024)

カテゴリ:海外研修

シンガポール研修6日目①(12月29日)

 研修6日目、プログラムの最終日だ。シンガポール唯一のシティキャンパスを持つ、シンガポールマネジメント大学(SMU)に移動し、午前中はファイナルプレゼンテーションの準備を行った。グループリーダーの学生と様々な話をし、アドバイスをもらいながら内容を仕上げていった。プレゼンテーションの内容をクリアに伝えるためには、”tell”と”show”の両方の要素を入れる必要があるという話が印象的だった。

 マリーナベイサンズが眺められる大学のテラスで、グループリーダーの学生であるAndreasと、グループみんなでテーブルを囲んで昼食をとった。シンガポールでの最後の昼食は、好きな映画や学校祭の話をして盛り上がった。

 その後、SMUのキャンパスツアーに行った。SMUには学生の起業をサポートするための施設があることや、どの建物も地下で繋がっていることに驚いた。また、SMUは、卒業後の給与平均がシンガポールで1位だという。NUSとの校風の違いと同時に、羨ましさも感じた。キャンパスツアーの中で、大学のすぐ近くにあるFORT CANNING PARKを訪れた。古くから城砦であったこの土地には、かつてのイギリス軍の施設が残されている。その中のギャラリーでは、日本軍が侵攻した経緯などの歴史を、シンガポールの視点から学ぶことができた。 

 午後は、プログラムの締め括りであるプレゼンテーションを行った。グループと個人の両方で、ボディーランゲージなどの様々なスキルを使って、効果的にプレゼンテーションができるよう工夫した。その後の講師と学生からの質問や意見交換を通して、自分の考えをより明確に示せるようになった。この研修で、英語力だけではなく、コミュニケーション力そのものが間違いなく上達したと思う。

2年7組 中村拓人

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