2024年1月の記事一覧
「アタイカレッジ初登校日&アタイの街散策」 2024 年1月8日
1年4組 溝江 玲
この日は初めてアタイカレッジに登校する日で、午前中は ESL クラスでアイルランドの歴史を学びました。すべて英語での授業を初めて受けてみて、少しでも気を抜いているとその後の話が何もわからなくなるぐらい、いつも以上に集中しなければいけませんでした。休み時間になると、生徒がすごい勢いで教室から出てきて、日本のように教室にとどまる文化がないことがわかりました。初日だったので、とても緊張して、思うように話しかけることができませんでしたが、現地の学生が積極的に「ハロー」や「こんにちは」など、僕たちに話しかけてくれて、話を弾ませることができて、自分の好きな海外の文化(音楽、スポーツなど)を教えると喜んでくれました。日本だと、自分語りを積極的にしすぎると敬遠されることもありますが、海外に行ったら、積極的に自分語りしましょう!!
アタイの街散策では 1417 年に作られた、歴史ある城の「ホワイト・キャッスル」、1798 年のアイルランド大反乱でヒロインとなった女性のモニュメントや地元のカトリック教会に行ってきました!
「アイルランドで初めての休日」 2024 年 1 月 7 日
1 年 1 組 糸永陽美
今日は日曜日で、アイルランドに来て初めての休日を過ごしました。前日にホストマザーから「何時に起きてもいいよ」と言われていましたが、私は 9 時ぐらいには起きようと思っていました。予定通りに起きることができましたが、気づいたらまた寝ていたので結局 11 時に起きました。そんなこんなで遅めに 1日のスタートを切りました。起きる、近くに住んでいるホストマザー&ファザーの孫が遊びに来ていました。そこで午前中はその子達と犬のウディーと遊んで過ごしました。なんだか童心に帰ったような気になりました笑。午後はホストマザー&ファザーとちょっとしたドライブに行きましたが、経験したことがないくらい霧がすごかったので、あまり景色などは見えませんでした。Kilkea 城というお城に行くと、霧のせいですごく不気味な雰囲気を醸し出していました。調べてみると 12 世紀ほどからの歴史があり、現在ではその敷地内でゴルフができたり、豪華な宿泊施設があったりするそうです。夜ご飯はお家から少し離れたレストランで食べました。サーモンのステーキ?みたいなものを頼んだのですが、すごく久しぶりに魚を食べたような気がしました。とても熱くてやけどしそうになりましたが、美味しかったです。ただ、一つ不満に思ったところはお米です!!!日本にいるとよくわからなくなりますが、やっぱり日本のお米は美味しいんだなあと実感しました。日本のお米はもちもちで噛めば噛むほど美味しいのに対して、外国のお米はパサパサで水分がなくて…品種改良の努力の結晶だなと思いました。もちろん「これは日本よりいいなあ」とか思うところはあります。ただ日本を客観的に見る機会があまりなかったので、いい経験かなと思いました!いよいよ学校が本格的に始まりますが、失敗を恐れずに色々挑戦していきたいです。
「楽しかったウォーターフォード散策」 2024年1月6日
2年3組 板垣ひなた
2日目の午前中はウォーターフォードという街に行きました。この街はアイルランド最古の街で、バイキングによって作られたそうです。
最初に medieval museum に行き、バイキングの体験や歴史について学びました。バイキング体験はVR ゴーグルをつけて、バイキングの船や集落などを見ました。映像がとてもリアルで、まるで本当に自分
が動いているみたいで楽しかったです。博物館には貴重な資料がたくさんあり、どれも興味深いものばかりでした。
博物館を見学した後は、ウォーターフォード市内を1時間ほど散策しました。
この日はクリスマスの最終日だったようで、街のお店のショーウィンドウには、クリスマスの飾り付けがたくさんされていました。妖精のおじさん(後から調べると「トムテ」と呼ばれる小人の妖精でした)もお
店の前に描かれていて、とてもかわいかったです。街を歩いていると、Gino’s Gelato というおいしそうなアイスクリーム屋さんを見つけ、一緒にまわっていた友達と 2 人で相談しながら、初めて英語でアイスクリームを注文。正直、文法もめちゃくちゃでとても緊張しながらでしたが、伝わったことがとても嬉しく、誇らしい気持ちでアイスクリームを受け取ることができました。大通りをメインに散策していたのですが、少し横の道に入ると、建物にはグラフィックアートがたくさん描かれていて、モチーフも動物や人などさまざまなものばかりでした。近くに海があると聞き、通りの向う側にある駐車場で写真を撮ることに。道路を横断しようと道端で待っていると、すぐに車を止めて通してくれました。交通量がかなり多い道路だったようで、諦めて信号を使おうと考えていたので、とてもびっくりしました。(アタイの街でもみんな車を
止めて通してくれたので、これがアイルランドでは普通なんだと思います)
この日はアイルランドでは珍しく1日中晴れていて、とても楽しく観光ができました!
「ヨーロッパな 2 日目」 2024 年 1 月 6 日
1 年 3 組 大野貴陽
長い長いフライトを経てアイルランドに到着したのは 2 日目の 0 時を回ったあとでした。不運にもダブリンでロストバゲージに遭い、着替えすらない不安な幕開けとなった 2日目はアイルランド南部の町ウォーターフォードとキルケニーを訪問しました。キルケニーではキルケニー城を訪れ、その歴史や内部の構造、イングランドとの関わりについての説明を受けました。キルケニー城は壁の一部がすでに取り除かれており、他の城と比べるとやや変な形をしていると思います。城の内装は豪華絢爛で、まさにヨーロッパ(!)というべき天蓋つきのベッド、きらびやかなシャンデリアと見どころ満載でした。前述の通り、ロストバゲージに遭ったので、キルケニーでの 1 時間の自由時間は、もっぱら当面の衣類調達に当てられました。現地担当のノエルに教えてもらい、僕は友達と PENNEYS(アイルランドの衣料チェーン店で、色んな街に展開している)というお店に行き、衣類を調達。キルケニーの街は高い建物が無く、道の両脇に店がずらりとならぶヨーロッパ仕様。お土産を見ながらの街歩きはとても新鮮で楽しかったです。
番外編① ホストファミリーの三兄弟を簡単に紹介!
今回ステイさせてもらった家には成人済みの三兄弟がいました。全員がラグビー経験者で、かなりの大柄でした。そんな個性あふれる三兄弟を紹介します。
◎ジェイソン(32)
この家の長男にして一番の巨躯の持ち主。現役でラグビーをしており、Athy RFC の 2nd チームでプレーしています。物静かだけどユーモアな一面もあり、ホストマザーの帰りが遅いときは鼻歌を歌いながら夕食を用意してくれました。
◎デイビッド(30)
三兄弟唯一の実家住まいで、黒と緑のニット帽がトレードマーク。一番顔を合わせるけど一番口数が少なく、夜は部屋でゲームかスポーツ観戦。フォートナイトをやったり、アメフトやサッカーの試合を見たりしていました。食べるのがめちゃくちゃ早い。
◎コナー(27)
ホストマザーから「crazy son」と言われるほど、上の 2 人とは異なり、常にハイテンション。いきなりホストマザーにちょっかいをかけたり、四つん這いになって愛犬とじゃれあったりと、とにかく自由で愉快でフレンドリーな末っ子。
番外編② 同じステイ先のスペイン人のヴィクター君(15)を簡単に紹介!
僕が到着してから 2 日後の月曜日に、スペインからやってきたヴィクター君は、茶髪にメガネがトレードマークの男の子です。英語が流暢で、気さくに話しかけてくれ、日本の学校や日本の文字に興味津々でした。彼は熱狂的なアトレティコ・マドリードサポーターとのことで、ある
夜、一緒にレアル・マドリードとのマドリード・ダービーを観戦しました。120 分にも及ぶ熱戦は、最終的に 5−3 でレアルに軍配が上がりましたが、ヴィクターとサッカーについて熱く語り合う事ができ、スポーツは世界共通の話題であることを実感しました。ヴィクターは無類の映画好きでもあり、夕食後には一緒に「Risky Business」や「The Transporter」を観ました。僕が日本に帰る前の日も、マドリード・ダービーを一緒に観戦。滞在中二度目のマドリード・ダービーはまたしても 120 分に及ぶ熱戦の末、アトレティコ・マドリードが勝利!ゴールが決まるたびに、ハイテンションなヴィクターと抱き合っていました。共通の話題を持つ素晴らしい友人ができたと思います。
「ハプニングから始まる海外研修」 2024 年 1 月 5 日
1 年 4 組 佐藤まお
1 日目は朝 7 時に新千歳空港に集合し、羽田空港とフランクフルトで乗り継ぎをして、ダブリンまで長時間かけて行きました。
羽田空港までは何事もなく行ったのですが、フランクフルトに行く飛行機に乗った後に全く動かないまま 2 時間近く待たせられました。アナウンスでは、数日前に起こった事故の影響で使う予定だった長い滑走路が使えなく、貨物を下ろさないといけなくなったからだと説明されました。離陸する前から疲れて、どうなることかと思いましたが、そこからは順調にフランクフルト、ダブリンに到着しました。
ハプニングが起こったのは、ダブリンに着き、無事に入国できた後でした。スーツケースを受け取ろうとターンテーブルで待っていたところ、ずっと待っていても誰のスーツケースも出てこず、ついに次の飛行機の荷物が出てくるようになってしまいました。先生たちがカウンターで確認してくれましたが、詳しいことは分からないまま、羽田で貨物が下ろされた時に、私たちの荷物も下ろされて、そのままになってしまったのだろうということで、とりあえず今日はスーツケースなしでアタイまで行くことになりました。
アタイカレッジでホストファミリーと会ったあと、たくさんのことがありすぎて疲れていたので、すぐに寝て、次の日の観光に備えました。