SSH27年度 地域医療体験
8月5日(水)〜7日(金)の日程で、地域医療体験を行いました。本事業では、北海道における地域医療の現状について体験を通して理解を深め、医学部進学に向けた意欲向上を図ることを目的としています。実施にあたっては札幌医科大学医療人育成センター及び旭川医科大学教育推進センターの協力をいただきました。
事前学習(7月23日(木) 札幌西高校にて)

札幌医科大学山本先生をお迎えし、「北海道の地域医療の実情と日本の医療システム」というテーマで講義をしていただきました。グループ討議を行ったあと内容を黒板に書き出し、全体討論を行いました。この事前学習には医学部医学科志望の一般生徒も参加しました。
事前学習(7月24日(金) 旭川医科大学教育推進センターにて)

旭川医科大学教育センターおよび臨床シミュレーションセンターにて研修をさせていただきました。人形を使った救急救命措置やタンパク質の電気泳動実験などを行わせていただきました。
事前学習(7月25日(土) 札幌西高校にて)

札幌医科大学赤坂先生と学生さんをお迎えし、「札幌医科大学地域医療教育について」というテーマで事前学習を行いました。赤坂先生による講義のほか学生さんのプレゼンテーションもあり、充実した内容となりました。この事前学習には医学部医学科志望の一般生徒も参加しました。
地域医療体験(一日目 8月6日(木))

地域医療の現状を知るために留萌市を訪れました。まずは、地域の状況や取り組みを知るという目的で、「留萌健康の駅」や「田中青果」で訪問研修を行いました。その後、札幌医科大学主催のメディカル・カフェへ参加させていただき、齋藤先生による講義を受け、札幌医科大学の学生さんとともに地域住民の皆さんとの交流を行いました。
地域医療体験(二日目 8月7日(金))

二日目は、地域の高齢者に関する福祉サービスを知るために、「ケアセンター る・もえ~る」にて訪問研修を行いました。研修ではデイサービスのプログラムに参加し、積極的に利用者さんとコミュニケーションをとることができました。また、メディカル・カフェに参加し、これまで学んだことをまとめ、発表を行って研修を終了しました。